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体重がすごいことになっている。
退院後ひと月でだ。たまに少食にするが食べ物のことばかり考えているので、結局亦過食をしてしまう。
昨日の朝食はご飯を食べずに、伊予かんとコーヒーにした。ところが夕食にはご飯を茶碗いっぱいにして食べてしまう。残っていたチョコも食べてしまう。
今朝はご飯は少し多めの一杯。ところが思いついて(昨日から思っていたのかもしれないが)、ガスオーブンで中位のサツマイモを二重にしたアルミホイルに包んで焼いて、まず半分にしておこうと思って食べるが、残りの半分もいただいてしまう。トホホである。
何とかしたい、何とかならない。
自分の部屋があるのが嬉しい。
リビングから気分次第で引っ込むことのできる場所があるのは救いである。
ベッドに寝転んですることは、数独をすることである。それはそれは手ごわくて、自分にできるのは中級と上級までである。次からがあるのだった。次が名人級、その上が達人級、さらに超達人級とあるのである。難しいが確かに時間の無駄のような気がする。
双極性障害と診断される前までは、自己啓発本や精神科関係の本やノンフィクションをよく読んでいた。どういうわけか、双極性障害という病気を知らなかった。気つ‘‘けなかったのか。
退院してからはじめの頃、夏目漱石の(こころ)を読んだが怖くなった。今は、山本文緒、佐藤正午、島本理生、石田衣良、村山由佳などの現代作家の作品を読むことが多い。
今さらになって、この歳になって,解っていなかったことがわかったりする。