私の家の小さなお庭

 

  私のブログへようこそ。

 

  双極性障害と診断されてから、五年という月日が経ちました。

 

  

 毎日蒸し暑いですね。

 今年も、アジサイの花が見頃の季節となりましたね。

 お出掛けをすると、それぞれのお家の角で、それぞれの色、姿で、素敵に美しく咲いている姿を見ますね。

 青い紫陽花、赤紫の紫陽花、少し緑がかった白いアジサイガクアジサイ等々、申し合わせたように一斉に咲く紫陽花のお花たち・・・

 そう、紫陽花の前には、どくだみの花も一斉にあちこちの場所で咲いていましたね。白く十字で真ん中が黄色の気高いお花たち・・・

 季節が巡る私たちの世界。

 素敵なことや物が、生まれては消え、そして、亦出会えるこの世界に私たちは生きているんですね。    http://iyec.omni7.jp/top/

 

 双極性障害と診断されてから五年の歳月が経ちました。

 四週間に一度、通院しています。薬物療法によって生かされている私です。

 こんな病気に罹るなんて、と、最初の頃は病名、病気を受け入れることができなく、自分はやはり駄目人間でしかないんだろうかと、ひどく落ち込みました。

 食欲は失せ、食べ物が喉を通らなくなり、瘦せ細り、あたかも、一人閉ざされた世界に閉じ込められたようでした。

 そんな私を見捨てることのできなかった家人が精神病院に入院させてくれたのでした。

 三月の入院を経験し、退院後は同じ病院に通院しています。担当の先生も同じ方です。

 次第に、この病気を持ちながら残りの人生を生きていこうと、決意できるようになりました。

 三十代後半に襲われたパニック障害のすさまじく強い不安と緊張からは、今では解放されている日々です。

 不安と緊張が強かった頃は、早く歳を取って,五十代、六十代になって死んでしまいたい、という悲しい願望しかありませんでした。世界に見離されたように感じました。人生にこんな苦しみがあるなんて、こんな苦しみに見舞われるなんてと世界を、自分を呪ったのでした。

 

 それでも植物が、植物を育てることが私を癒してくれました。私の家の小さなお庭で。自分をも育ててきたのかもしれません。植物と一緒に。

私のお庭で、香りをたたえ、ピンクの花を咲かせているローズゼラニウム

 次は何のお花を育ててみようかしら。(次回に続く)

tosuchan

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