双極性障害を抱えて生きつないでいる者
しばらくブログを更新出来ずにいた。
何故だったのか?
文章を書くことって、自由な自己発信であるけれども、発する一つ一つの言葉に責任を背負うことだと思って、自分には敷居が高く感じられていた。
取り上げる話題が見つからなかったし・・・
文章を書くほどに、頭の中が整理されていなかったのだと思う。
というより、集中して文章を書く時間を取らなかったわけなのだけれども。
一人の部屋でペンシルを持ち紙に向かうこと、これをしないと私は書けない。そうしなければ私は書けない。
三年前のアジサイの花の咲く季節に私は、精神病院に入院した。
三か月間。
春に通っていたクリニックで、人生で初めて、躁うつ病という病名を言い渡された。
病名は、ショックだったけれども、腑に落ちた。躁転していたことは確かであることを理解した。
以前にも、躁転と鬱を繰り返していたのかしら?
これ程に躁転したのは初めてだった。
躁転した時の数々の行動、過ちはもう取り消すことはできない。
無価値な自分、ダメ人間、という思いから抜け出せなくなり、食事が喉を通らなくなり、体重が三十キロ台になって、家人が入院させてくれた。
双極性障害Ⅱ型である。
来る日も来る日も点滴をされつつ‘‘け、おしっこも、膀胱に管を通してビニール袋に出るようにされた。おかゆものどを通らず、ベッドは固かった。固すぎた。病室が並んでいる通路は、患者たちの歩き続ける音や話し声でうるさく、看護師の室内点検も日に十回どころではなく頻繁にあり、私は落ち着かず、病院とは何て所だろうと思った。
我慢し続けるしかなかった。
おかゆも食べられるようになり、そしてやっと、点滴とおしっこの袋が外され退院がそろそろできるかな?と思えた。(つつ‘‘きは次回)