「手紙」
先日、本屋に立ち寄った。
新聞広告に出ていた女医の本を読みたいと思っていたので、店先に並んでいるだろうか?と思ったからだ。
ざっと探したが見当たらなかった。
せっかく書店に入ったのだから、ブックオフよりは高いことは承知だが、気になっていた「人魚の眠る家」が他の文庫と同じように目立つように立てかけて並んでいたので、つい買ってしまった。
内容は全く知らずに、何の情報も持っていなかった。ただ、作者が東野圭吾で映画化されているということだけ知っていた。
題名から、ミステリアスな感じがしていて期待していた。
家に帰ってから読みつつ‘‘けて行くうちに勘違いだったことに気が付いた。
臓器移植の話だった。
昨夜、久しぶりにテレビドラマを視聴した。
東野圭吾作の「手紙」のテレビ化である。
これもミステリーというよりはヒューマンドラマだった。まあ、世の中のすべてが、ミステリーといえばミステリーであるのだが。
内容は良かったと思う。
一人の犯した強盗殺人によって、加害者家族をも含めて、どれだけの人が傷ついてしまうのかがよくあらわされていたと思う。